バケットご紹介
ドンクにはパリジャンがあります。バケットとパリジャンを作り分けているパン屋さん、意外と少ないですね。そこは日本で1,2を争う歴史のあるドンクならでわでしょう。
日本でも最も長い歴史を誇るフランスパンの老舗ドンクには、パリジャンがあります。パリジャンは、太さはバタールより少し細く、バケットより少し短いフランスパンです。本場のパリジャンそのままです。クラストはパリッと仕上がっています。太いので、クラム(中側の生地)はしっとりした生地になっています。
味
ドンクのパリジャンは、表面はパリッと仕上がっていて、クラム(中側の生地)はしっとりしています。味はいい意味で淡白な味です。
ドンクのパリジャンの味は、いい意味で淡白です。ちょっと物足りないほど淡白な仕上がり。
主張しすぎる味がありません。しかし、私が昔から食べている神戸で食べるフランスパンは、子供ながらに味がしないと思っていたので、昔ながらの味と言えます。しかし、噛むと小麦の香りがしてきて、味が出てくるパンです。
食感
ドンクのパリジャンは、太く長いフランスパンと言った感じです。クラスト(外側の部分)はパリッと、クラム(中側の部分)はしっとりと仕上がっています。
日本人が思い浮かべるフランスパンは、実際には大きく3種類あると思います。バケット、パリジャン、バタールです。3種類は何が違うのかというと、長さと太さ、それに伴って生まれるクラムの触感です。クラムがカラカラに焼きあがるのはバケットで、細いため中の水分がすべて飛ぶからだと思われます。太くなるにつれ、しっとりとした感じが出てきます。