カンパーニュは、丸い半円状の形をした表面は硬いパンです。
カンパーニュはいわゆる田舎パンと言う意味です。
パリの郊外で作られていたパンです。
ライ麦が少し使われているのと、ルヴァン種の天然酵母が使われています。
籐製のかごで発酵させ、底を上に向けて焼き上げた形です。
ハード系のパンで、表面はカリッとしていて少し酸味があります。
フランスの田舎で作られていたパンですが、バケットなどのフランスパンが普及し始めた18世紀以降は家庭で焼かれるパンとして今も食べ続けられています。
食べごたえも満点で、噛めば噛むほど味わい深く、素朴なおいしさがクセになるパンがカンパーニュです。
大きめのドーム型や楕円形に成形して焼き上げます。
焼きあがったカンパーニュはパリッとしたクラストと気泡がたっぷり入ったやわらかいクラムにが特徴的です。
シンプルな味わいなのでどんな料理にも合わせやすいのも魅力です。焼き立てよりも冷めてからのほうがおいしいです。
スープやシチューつけて食べる、バターやチーズを塗って食べるなどが一般的です。
サンドイッチにもしたりします。